広東矢三本店@徳島県徳島市

支那そば大肉玉子(¥600)

私は9月1日〜9月3日までただラーメンを食べることが目的で徳島へと行った。
その徳島で最初に食べたラーメンがこの『広東矢三本店(かんとんやそほんてん)』という店。
店の形態は昭和40年創業当時のままのような何となくノスタルジックな気持ちにさせるだだっ広い食堂でなぜか外に鯉の住む池があったりしてよくわからない造り。そこに腰が90°近く曲がった老婆が店をしきっている。
そこで私は支那そば(大)の肉玉子とめしを頼む。(ちなみに支那そば小は¥400)
またもや最寄り駅の徳島線蔵本駅から歩いていると途中で雨が降ってきて走ったので大量に水を飲みながら待っているとガラガラとステンレスワゴンに乗っけた、さっきとは別のおばちゃんがラーメンを持ってきた。
スープは見た目の通り色が濃いがその割にはキツくなく薄味。
具のメンマは『メンマ』というより『タケノコ』という感じでシャキシャキしている、味があまりしなかったので少し甘めにしてみたら個人的には面白いかなと思った。
麺はそばを食べているかのようにあまりスープに絡まってこない。その辺が『支那そば』というネーミングに合っていると思う。
肉というのは薄切りの豚バラ肉。これがよくめしと合った!腹が減っていたのでよりよく食が進む。
あっさりなんだがそのめしのおかげで腹がふくれた。
やはり徳島の中でも老舗と呼ばれるだけの風格があった。